『グリーン・シティ NAGOYA』への道
EXPO2005 名古屋をこんなまちに〜有職者53人からの提言〜より
  『人と自然の共生』 がテーマの今、名古屋の街づくりを考えるなら、エコ・シティ化、グリーン・シティ化ということに尽きます。
  実現のポイントは4つ。「空気」「水」「緑」「ゴミ」です。施策を考えてみました。

きれいな空気の街づくり
  まずは、公共交通機関での移動。バスもタクシーもZEV(ゼロエミッションビーグル)に。また名古屋駅上に中層の駐車場・駐輪場を作ってZEVと自転車をレンタルします。
  2つめは、事業所の大気汚染対策。ガス化溶解炉やバイオ処理技術等の導入を義務づけ、助成金を交付します。

きれいな水の街づくり
  1つめは生活排水の上流浄化。屎尿と生活排水の合併浄化槽を全ての新規建築住宅&ビルに義務づけ、助成します。
  2つめは市内の河川と海の徹底浄化。特に堀川沿いのウォーターフロント再開発は名古屋の活性化の目玉のひとつ。川べりでこども達が遊べるくらい、きれいにしたいものです。

緑あふれる街づくり
  1つは住宅、ビルの壁面&屋上緑化の推進。助成金制度を作り、名古屋中の建物を緑いっぱいにします。ソーラーシステム設置とセットで推進すれば、ヒートアイランド現象とエネルギー問題に対して同時に貢献できます。
  2つめは休耕田畑の緑化。ソーラー発電し、ポンプで水を汲み上げます。都市住民に開放して、有機野菜づくりもいいかもしれません。

ゴミゼロの循環型街づくり
  ゴミを再資源化するには、やはり分別が最も有効です。碧南市のように32分類だってできるのですから、ここは市民の協力をあおいで、分別の徹底を。そうすれば燃やすゴミも、埋めたてるゴミも、確実に減るはずです。

エコロジストの心をもつ市長&市民に!
  スプーン1杯のお醤油を流しに捨てたら、その浄化に風呂桶1.7杯分の水が必要だとか。エコロジカルな街には、環境技術の支援だけでなく、生活者の意識変革が非常に大事です。
  まず市長ご自身が21世紀、22世紀を見通すエコロジストになって、国や県に対しても「環境立市」的立場で提言していただきたい。
  それを支える市民社会は、環境に関する情報をどんどん発信するエコリーダーがいて、「環境思想」をもった生活者の輪が広がる中で育っていくのではないでしょうか。